【液体ミルク】は非常時の助けにも!粉ミルクとの違い、コストは?

液体ミルクが日本でも販売開始されました!

液体ミルクって何?と思われるかと思いますが、赤ちゃん用の母乳代替食品です。

要は粉ミルクと同じようなものなのですが、何が粉ミルクと違うのでしょう。

 

液体ミルクって何?大丈夫?

液体ミルクは、粉ミルク同様の母乳代替食品です。

母乳では足りない時や、保育園に預けるなどの理由で母乳以外に赤ちゃんにミルクをあげたい時に液体ミルクを利用することができます。

 

スウェーデンやフィンランドなどでは液体ミルクがかなり積極的に使用されています。

さすが育児先進国!

 

液体ミルクの栄養は?

液体ミルクの栄養が気になるところですが、栄養組成は調乳後の粉ミルクと同じです。

具体的な栄養の内容は販売される液体ミルクのメーカーにもよるかと思います。

 

液体ミルクはどうやって使う?

液体ミルクは、開封前に良く振るだけです。

水やお湯で薄める必要はありません!

紙パック、缶に入っている場合は、清潔な哺乳瓶に移して赤ちゃんにあげましょう。

 

ストロー豆知識

現在販売されている紙パックの「アイクレオ」は紙パックからストローで哺乳瓶に移すようになっています。

開発者の方のインタビューを見かけましたが、

「ハサミを使うと衛生上よろしくないので、ストローで移し替えるように開発しました。」

とのことで、ストローのストッパー部分が完全に隠れるまでインタン差し込んだあと、少しあげると完全に穴が塞がる、とのことです。

 

粉ミルクと液体ミルクの違い

栄養面は粉ミルクと液体ミルクは同じ。

では、両者の違うところといえば、

  • お湯が必要
  • コスト

この2つかと思われます。

 

粉ミルクは、作るのに多少の手間がかかります。

粉ミルクを計量して哺乳瓶に入れて、お湯を入れて振ってとかして、人肌に冷ます必要があります。

最初にお湯を沸かす必要があり、お湯がない場面では粉ミルクを作れないと言うデメリットがあります。

 

しかし!液体ミルクは開ける前に良く振るだけ!

なんてお手軽。忙しいママやパパの味方ですね。

 

液体ミルクはいくら?

気になる液体ミルクの値段ですが、

おおよそ粉ミルクの3倍くらいのお値段だそうです。

 

3倍・・・!

高い!

 

具体的に書きますと、3月20日現在で、

  • 液体ミルク:125ml×12本入りで2592円(アマゾン)
  • 粉ミルク:800g入りで1808円(アマゾン。同じアイクレオ)

 

粉ミルク800gだと、120mlにして49回分くらいになるそうです。

あれ、アマゾン価格だと液体ミルクの値段は粉ミルクの3倍以上になりますね。

 

飲み残しでさらにコスト高

180ml欲しい時や、200ml欲しい時には液体ミルクはどうすべきか。

1つの紙パックが125ml入りなので、2つの紙パックを開けて残す。

 

飲み残しは破棄なので、月齢が進むとともに1回2パック使うと考えるとさらにコストは高くなっていきます。

これは飲み残しは勿体無いのでママが飲むしかない??(ちょうどストロー刺さってるし。)

 

液体ミルクの保管期間は?

液体ミルクの良いところは、常温保存ができることです!

  • 紙パック:半年間
  • 缶:約1年間

 

です。

缶?今は缶の液体ミルクは販売されていませんが、いずれ販売されると言うことでしょう。

 

液体ミルクの詳しくは、こちらもご確認ください。 >>消費者庁「乳児用液体ミルク」ってなに?

 

液体ミルクのおすすめ、災害時や外出時など

液体ミルクが活用されるのは、何と言っても災害時でしょう。

清潔な水が手に入りにくい、お湯を沸かすことも難しい場合に液体ミルクがあると安心です。

 

また、急な外出の時にも哺乳瓶と液体ミルクさえあればお湯いらず!

重たいポットを持ち歩く手間もありません。

 

調べていたら、使い捨て哺乳瓶なるものも発見しました。

楽天では、海外ものですが、哺乳瓶の形になっていて哺乳瓶に移す必要のない液体ミルクも販売されていました。

 

今後の液体ミルクへの期待は、

  • 哺乳瓶に移す必要なくそのまま飲める形状
  • 対アレルギー用

でしょうか。

多少割高でも、移す必要なくニップルをそのまま取り付けられるなどして、直接飲める容器が嬉しいですね。

 

私も昔は災害用に粉ミルクのキューブをストックしていたものです。

当時液体ミルクが販売されていたら、割高でも非常用にストックしていたと思います。

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