「高齢者だけど運転免許を返納したら、どうしよう?」
お悩みのご高齢者やご家族におすすめなのは、電動シニアカー(シニアカート)です!
今、高齢者の運転免許問題が話題になっていますが、
特に田舎では車がなければ死活問題なわけで、どうしようか悩みますよね。
そんな時の電動シニアカー!を詳しくご紹介します。
電動シニアカーとは?
電動シニアカーは、こういう乗り物です。
原付に似ていて、座るところがあって、ハンドルがあって、電動で動く、1人乗りの乗り物です。
運転免許証は必要?
電動シニアカーに乗るためには、なんと運転免許証は必要ありません!
これなら、運転免許証を返納しても乗れますね。
速度は?事故らない?
シニアカーや電動車いすのスピードは最高で6km/hまで、と定められています。
時速6km?どれくらい?
と思い調べましたが、
「時速6km=10分で1km歩く速さ=早歩き程度」だそうです。
最高速度なので、もちろんもっとゆっくり進むことも可能です。
シニアカーを動かしている人を身近で見たことがありますが、自転車なら余裕で通り越せる速度でした。
どこを走れば良いの?お店は?電車は?
電動シニアカーは、基本的に歩行者扱いになるため、道路で走る場合は歩道を走りましょう。
問題はお店の中、公共交通機関です。
お店の中は店によって対応が変わってくると思いますので、
気になる場合は、購入前に頻繁に行くお店に確認しておくと良いかもしれません。
公共交通機関ですが、やはり鉄道会社によって対応が異なります。
しかし、寸法と小回りが効く電動シニアカーであれば、乗り入れ可能になってきているようです。
バスは乗り入れ可能かは不明です。
バッテリーの充電はどうやるの?
電動シニアカーは電動で動くので定期的に充電しなければなりません。
家のコンセントを利用して充電可能です。
電動シニアカーによっては、充電方法は2種類あります。
- 本体に直結して充電しなければならない
- バッテリーが取り外せて持ち運びができる
両方可能な電動シニアカーもありますが、
お住いによってはバッテリーが取り外せた方が良い方もいらっしゃると思いますので、
購入の時注意しましょう。
ただし、バッテリー自体が10kg超えの重量級だったりもしますので、
バッテリーの運搬方法も事前に確認した方が良さそうです。
電動シニアカー、選び方
これから電動シニアカーの需要は増えていくと思われます。
電動シニアカーはいくつも販売されていますが、どのように選んだら良いのでしょうか?
予算は?
電動シニアカーは、安くて10万円前後 〜 上は40万円代と幅広くあります。
値段が高い電動シニアカーの方がよりサポート機能が多くなります。
しかし、安めの電動シニアカーだと折りたためると言う利便性があったりするので、何を求めるかによります。
何をチェックしたら良い?
電動シニアカーを購入する時に、チェックすべきリストはこちら↓
- 操作性は?(右左で前進/後進分けるか、1つのアクセルバーか、)
- バックミラーは必要?
- カゴは取り外したいか
- バッテリーは取り外しが必要か
- 走行距離と充電時間は要確認
- シートが回転するか要確認
- 保証はどうか
操作パネルは電動シニアカーによって異なります。
大抵の電動シニアカーには、充電ゲージ、速度調節レバー、クラクション、方向指示器などは標準装備されています。
人によって確認必要なこと
- 急坂に対応しているか
- 積載量
- 本体折り畳みは必要?
もし使用範囲に急坂がある場合は、実用登板角度を必ず確認しておきましょう。
また、電動シニアカーを利用して買い物に行くことを想定している場合は、積載量を確認しておきましょう。
電動シニアカーによっては、折りたたんで車に収納して持ち運びができるものもあります。
家でどう収納するのか、車で持ち運ぶのか、購入前にシミュレーションをしておいた方が良さそうですね。
レンタルしてみる?
電動シニアカーによっては、レンタルができるものもあります。
購入する前にまずはレンタルで試してみるのもおすすめです。
介護保険や自治体の補助は?
お住いの自治体によっては、電動シニアカー購入時に「介護保険」を利用して補助金が出る場合があるかもしれません。
要介護の度合いや自治体によっても異なりますので、購入する前に調べてみることをおすすめします。
(自分が住んでいる地域はどうか調べましたが、よくわかりませんでした。。。)
電動シニアカー、おすすめ10選!(2019)
電動シニアカーのおすすめ10選(2019)です!
口コミ評価が少ないため、スペックを見た個人的独断のおすすめ順位になります。
どの電動シニアカーもノンパンクタイヤが搭載されていて、
ヘッドライトやウィンカーも搭載されています。
保証については購入先が違うと異なる場合がありますので、購入の際にご確認ください。
おすすめ10位:Dream Link
前進後進方法が書かれていませんでしたが、他の電動シニアカーとそこまで操作性に変わりはないと思われます。(レバーを引いたら進む)
おすすめポイント
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基本機能
本体重量;56kg、最大積載量:190kg バッテリー:12v20Ah×2 充電時間;8〜12時間 走行距離:28.5km/h 実用登板角度:約12度 |
おすすめ9位:scooters02red
サイドミラー付きの電動シニアカー「scooters02red」です。
「scooters」シリーズは色が違ったりすると若干のスペックが異なったりするので、購入時によく確認してください。
おすすめポイント
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基本機能
右のレバーを引くと前進、左のレバーを引くと後進。 本体重量;57kg、最大積載量:約135kg バッテリー:24V(12V20Ah×2) 充電時間;約10〜12時間 走行距離:最大約35km 実用登板角度:約12度 最小回転半径:約120cm |
おすすめ8位:scooterd01red
「scooterd02red」のシリーズですが、こちらの「scooterd01red」にはバックミラーは付いておらず、スペックも異なります。
おすすめポイント
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基本機能
右のレバーを引くと前進、左のレバーを引くと後進。 本体重量;約58kg、最大積載量:約190kg バッテリー:24V(12V20Ah×2) 充電時間;約8時間 走行距離:最大約38km 実用登板角度:約15度 最小回転半径:約125cm |
おすすめ7位:HAIGE
HAIGEの電動シニアカーです。
なんと折りたたむ時にシートを取り外します。
おすすめポイント
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基本機能
本体重量;58kg、 最大積載量:190kg バッテリー:12V20Ah×2 充電時間;8〜12時間 走行距離:38km 実用登板角度:15度 |
おすすめ6位:パセリS
電動シニアカー「パセリS」です。
おすすめポイント
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基本機能
右レバーをにぎると前進、左レバーをにぎると後進。 本体重量;56kg、最大積載量:144kg バッテリー:12v20Ah×2 充電時間;約6〜8時間 走行距離:約30km 実用登板角度:15度 |
おすすめ5位:パセリⅡ
パセリⅡは、今までご紹介した電動シニアカート異なり、より重量感のあるデザインとなっています。
おすすめポイント
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基本機能
右側に前進用レバー、左側に後進用レバー。 本体重量;不明、最大積載量:75kg バッテリー:12v35Ah×2 充電時間;不明 走行距離:30km 実用登板角度:10度 |
おすすめ4位:スーパーポルカー SPX-4500
福伸電機さんの電動シニアカー「スーパーポルカー SPX-4500」は、アクセルレバーが1つのタイプです。
おすすめポイント
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基本機能
本体重量;約111kg、 最大積載量:100kg バッテリー:不明 充電時間;不明 走行距離:約29km 実用登板角度:10度 |
おすすめ3位:遊歩スキップneo SH02
遊歩スキップneo SH02は、アクセルレバーが1つの電動シニアカーです。
定期検診付きなのが特におすすめです。
おすすめポイント
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基本機能
本体重量;89kg、 最大積載量:75kg バッテリー:不明 充電時間;不明 走行距離:23km 実用登板角度:10度 最小回転半径:125cm |
おすすめ2位: セニアカー ET4D
セニアカーは、スズキが販売している電動シニアカーのことです。
「メーカー製品の電動シニアカーが欲しい!」と言う方におすすめなのが、こちらのセニアカーET4Dです。
おすすめポイント
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基本機能
本体重量;100kg、 最大積載量:100kg バッテリー:12V35Ah×2 充電時間;5時間 走行距離:31kg 実用登板角度:10度 最小回転半径:1.45m |
おすすめ1位: WHILL Model C
WHILL Model Cは、見た目は電動車いすですが電動シニアカートしても使用できます。(CKなどの類似モデルあり)
公式HPではWHILL Smart Careというサポートサービスも紹介されていますので、万が一を考えると加入するのもおすすめです。
おすすめポイント
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基本機能本体重量;約52kg、 最大積載量:115kg
バッテリー:不明 充電時間;5時間 走行距離:16km 実用登板角度:10度 最小回転半径:76cm |
車の代わりに電動シニアカーは安心!か?
電動シニアカーのメリットは、もし事故ってもその規模が小さいところです。
そして自転車と違って転倒する恐れが限りなく低いのもおすすめなところですね。
運転免許証を返納して車が乗れなくなっても、電動シニアカーがあれば、ちょっとしたお出かけもしやすくなります。
運転免許証の返納をお考えの方、両親の免許証返納を考えても足がなくなることを危惧しておられる方々に、
電動シニアカーの導入をぜひおすすめします!
