母が、
「この掃除機すごい便利だよ!あんたのを買っといてあげたから、持って帰りなさい!」
と言うので、ありがたくお持ち帰りしたのがマキタの充電式クリーナでした。
すでに我が家にはHITACHIのこまめちゃんがあるのでハンディクリーナーは不要な気もしたのですが、せっかくなので使ってみることにしました。
マキタ充電式クリーナとは
以前に「マキタの掃除機は良い!」と聞いたことがあったのですが、そこまで調べたことはなく。
今回調べてみました。
株式会社マキタと言えば、工具メーカーでおなじみです。
プロ御用達の工具メーカーが作る掃除機って、なんだか良さそうなイメージ。
マキタの充電式クリーナと一言で言っても色々種類があるようです。
購入ポイントとしては、3ポイント!
・ゴミ捨て方法が紙パックかカプセル式(紙パック不要)か
・スイッチがトリガー式かスイッチ式か
・バッテリーがリチウムイオンかニカドか
ゴミ捨て方法が選べるのは良いですね。
私のような紙パックが良いって言う少数派?にも対応してくれるなんてありがたいものです。
スイッチがトリガー式のものは、トリガーを引いている間だけ吸い込めるそうです。
指が疲れそうですね。
バッテリーは、正直どれでも良さそうに思う素人ですが、
ニカドよりリチウムイオンタイプの方が急速充電や放電が少ないことなどの利点が多いようです。
ただし、ニカドは安いらしいので、値段を取るか質を取るかの選択のようです。
マキタTURBO2「CL103DX」は、通販生活!
通販生活さんでよくお見かけするのは、マキタのTURBO2、型番だと「CL103DX」ですね。
スペックとしては、
・紙パック式
・充電式(リチウムイオン)
・スイッチ式で、強→ターボ→標準 の順で切り替え可
です。
CL103DXの詳細スペック
サイズ: 全長98.3m(ノズル幅約23cm)
重さ; 1.3kg
充電時間: 約4時間(電気代目安約0.75円)
※リチウムイオン充電池の寿命は約500回(毎日使用充電で約1年半)
連続使用時間: ターボ約12分、強約15分、標準約30分
吸込仕事率: ターボ32W、強20W、標準5W
付属品: すきまノズル、紙パック10枚、不織布1枚、充電アダプター
税込で13,230円。
その他備品としては、
交換用リチウム充電池: 5,616円
紙パック: 648円
こまめちゃんとマキタTURBO2とのスペック比較
我が家の愛機こまめちゃんと、ニューフェイスのマキタTURBO2を比較してみました。
ちなみにこまめちゃんは、コード有りのHITACHI製ハンディクリーナー(紙パック式)です。
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どうしても充電式は吸引力が劣るか?!
我が家の愛機こまめちゃんの吸込仕事率は240Wに対し、マキタTURBO2はターボにしても32W、標準だと5Wしかありません。
これは以前ハンディクリーナーを比較した時の、TWINBIRD ACハンディサイクロンクリーナーよりも劣る吸引力となります。
充電式としては十分パワフルであっても、どうしてもコードありの掃除機と比べるとやはり吸引力は劣ってしまうのですね。
普通の掃除機の感覚でマキタTURBO2を使おうとすると、常にターボにする必要があり、そうすると稼働時間は約12分と結構限られてきます。
まあうちみたいに狭い部屋であれば、12分あれば問題ないです。
ちなみに、ターボ32Wだとだいたい問題なく吸い込んでくれます。
難題は、お米(炊いた後、乾燥してない状態)。
こまめちゃんは問題なく吸ってくれるんですけど、
マキタTURBO2だと、標準だと吸い込んでくれなかったり、ターボでもダメだったり、そのヘッド形状から床にへばりついてしまったり、困ったことになることが多い。
(ヘッドについては後述します。)
いや、乾燥してない落ちたお米を掃除機で吸い込まずに手で拾えって話なんですけどね。
どうしても子供達の食べこぼしや、洗濯物から出てくるお米たちを一粒一粒拾ってられなくて。。。
充電式クリーナはブレーカーが落ちる心配なし!
充電式クリーナの一番の利点は、他の家電製品の併用を気にしなくても使えることです!
これ、案外重要ポイントです。
子育てをしていると、炊飯している時に掃除機をかけたいことが出てきたりするんですよね。
しかし、すでにエアコン作動、TV付いてて、炊飯している状態で、掃除機をかけると、我が家のブレーカーは落ちます。ええ。
乾燥機とエアコン作動させて、普通に掃除機をかけてもブレーカーが落ちる我が家。
そんな時にお役立ちなのが、充電式クリーナ!
充電式なら、エアコンが作動してようが、炊飯中であろうが、乾燥機使っていようが使えるのです!
ああ便利ー!
うっかり掃除機かけてブレーカーが落ちる心配はありません。
元からブレーカーの容量が大きければ問題ないんでしょうけどね。
充電が切れる前は吸引力が落ちる
充電式のデメリットは、使っている時に充電が切れることですね。
マキタTURBO2は、どうやら1回使ったごとに充電をするように作られているようです。
「少ししか使ってないから、充電はいいや。」
と思って使っていると、使用中に次第に吸わなくなっていき、止まります。
充電が切れるときは、赤ランプが教えてくれます。
せっかく使っているのに充電が切れる残念感は半端ありませんが、それは自己責任なので仕方ありません。
マキタTURBO2の使用レビュー
コードがなく、ハンディタイプなので本体やコードを気にせず手軽に掃除ができるのはとっても楽!
我が家では、
こまめちゃん →寝室
マキタTURBO2 →その他の部屋
と使い分けしています。
いまいちその他の部屋の掃除頻度が低かったのが、マキタTURBO2のおかげでササッと思いついた時に掃除できるようになって掃除頻度が上がりました!
普通の掃除機って、本体がひっくり返ったり、子どものハイラックの足に引っかかったりして案外移動が大変なんですよね。
マキタのヘッドが使いにくい?ヘッド比較!
普通の掃除機はヘッド部分にかなり工夫がしてあって、力を入れなくても自然と前に進めたりします。
しかし、マキタの充電式クリーナTURBO2のヘッドはこんな感じ。
我が家の普通の掃除機のヘッドはいろんなものが絡まってて汚いので割愛しますが、HITACHIさんのサイトから画像抜粋させていただくと、こんな感じ。
ちなみに、こまめちゃんのヘッドはこんな感じです。
普通の掃除機は、さすがヘッドがパワフルエアヘッドと名称のある通り、
ヘッドのどの位置にゴミがあっても、大抵吸い込んでくれる優れもの。
端っこのゴミだって吸い込んでくれます。
ヘッドも自然と前に進んでくれるので重さを感じないのが良いですね。
マキタの充電式クリーナTURBO2は、写真の通りの構造なので、
ゴミがうまく真ん中の吸い込み口にこないと吸い込んでくれない。
ヘッド部分でゴミが前に追い出されるだけで吸い込んでくれず、クリーナを上に上げて吸い込み口をゴミのところに持っていく必要があることがある。
ターボや強にすると、吸引力のせいで床に吸い付いて動かすのに力が必要。
パイプの長さのせいか、こまめちゃんの方が扱いやすく感じる。
使い続けていると重く感じてくる。
こまめちゃんはというと、
ヘッドの周囲についているやつのお陰か、床に吸い付くこともないですし、ローラーも上手く機能してるのか動かしやすいです。
ヘッド比較。
マキタの方が大きいですね。
使用レビュー、まとめ
ということで、マキタの充電式クリーナTURBO2を使った感想は、
- ブレーカーや他の家電との併用を気にせず使用可能
- コードレスなのでサッと掃除が可能
- ゴミ吸引仕事率はどうしてもコード有りには負ける上、ヘッドの構造のせいかゴミが吸い込み口に来ないと吸ってくれないことがある
です。
サッと掃除にとっても役立っているんですけどね。
どうしても埃やゴミが取りきれないため、しっかり掃除したいときは普通の掃除機を使う必要があります。
以上、マキタの充電式クリーナTURBO2の使用レビューと、こまめちゃんの比較をお届けいたしました。
充電式クリーナはやはり一長一短、メリットデメリットがありますね。