子供の歯の生え変わりの時期の隙間は大丈夫?矯正が必要?!
6歳臼歯とは?!
2歳半くらいに乳歯が生えそろったと思ったら、6歳前後から子供の歯が乳歯から大人の歯に生え変わります。
生えかわり時期の歯の注意事項とは?!
歯の生え変わり時期、歯の隙間は大丈夫?矯正が必要?!
2歳半くらいに乳歯が生えそろったなー、と思っていたら、早い子で5歳くらいから大人の歯に生え変わっていきます。
最初は、下の前歯2本から生え変わるそうです。
生えてきた歯から大人の歯になっていくのでしょうか??
さて、これは、我が家の長女の歯の写真です。
上の前歯2本と、下の前歯2本が大人の歯になっていて、下の前歯サイドから大人の歯が2本生えてきているところです。
上の前歯の中央がかなり隙間が空いています。
そして周りの入試に比べて上の前歯が若干前に出ている感じになっています。
生え変わり時期の歯並びについて歯医者さんに相談してみた
定期検診で行った時に、歯医者さんに
「上の前歯の中央が隙間があるのは大丈夫でしょうか?いずれ矯正が必要ですか?」
と聞いてみました。
歯医者さんは、以前撮ったレントゲン写真を見せてくれつつ言われたことです。
「この歯と歯が、これから上の前歯2本の両サイドから生えてくる大人の歯(永久歯)です。
(歯茎に埋もれているが、今の乳歯より1、5倍か2倍くらい大きい)
なので、今は上の前歯の中央に隙間があっても、両サイドから大人の歯(永久歯)が生えてくると隙間がうまると思います。」
むしろ生えてくる場所の余裕がないと大人の歯(永久歯)が前後に重なってしまったりするらしい。
なので、両サイドのこれから生えてくるであろう大人の歯(永久歯)が生えてくる場所分、前歯の間が空いていて、
両サイドの大人の歯(永久歯)が生えてきたら押されて隙間は埋まるでしょう、とのこと。
はい、確かに、まだ歯茎にいる両サイドの大人の歯(永久歯)のサイズ、大きかったです。
まだ上の両サイドの乳歯は取れていないし、乳歯が取れてから大人の歯(永久歯)が生えてくるのが我が子は遅いので、半年以上は前歯の隙間が埋まるのは待ちかもしれない。
矯正が必要かは歯医者さんとよく相談すべし
小児矯正は、子供の顎の骨が成長する6歳〜14歳くらいの間が有効だと言われています。
ちょうど生え変わりの時期ですね。
大人になってからの矯正は大変ですが、生え変わりの時期に小児矯正をすると、
生え変わりを利用してバランスを正したり、あごの成長と調整しつつ行えたりするために、大人になってからよりも治療効果は得やすいとも言われています。
何より、歯並びが良くなれば歯磨きがしやすくなり虫歯予防にもなります。
ただし、子供の歯の生え変わりは数年単位で経過していくものですし、
器具をつけると見た目の問題や、矯正中は虫歯になるやすくなるそうなので悩みどころです。
咬合誘導とは
矯正と違い、歯並び・噛み合わせを悪くならないように誘導する「咬合(こうごう)誘導」という治療法もあるそうです。
子どもの歯やあごの成長の力を借りつつ矯正する治療方法で、マウスピースや矯正装置など子に適した装置を取り付けて、普通の矯正よりも短期間で治療が終了できるのがメリットです。
咬合誘導は、一般的な矯正のようで本当に気になる時に短期決戦で矯正へ誘導するよ、と言ったところなのでしょうか。
普通の矯正よりも短期間で終わるものを「咬合誘導」と言うのか??その違いは専門家ではない私には不明瞭です。
どちらにしろ、餅は餅屋、歯については歯医者さんに相談するのが一番です。
信頼できる歯医者さんに巡り会えると良いですね。(事実注意した方が良い歯医者さんはたまにあります。経験上。)
6歳臼歯とは?仕上げ磨きでも気づかない?!
大人の歯(永久歯)への生え変わりの時期は、乳歯から永久歯へ生え変わるだけではありません。
全く新しい歯、「6歳臼歯」が一番奥に生えてくる時期でもあります。
本当に一番奥、奥歯2本生えている奥にさらなる3本目が徐々に生えてくるので、
うっかりしていると仕上げ磨きをしていても気づかないことがあります。
ええ、私は我が子の下左奥に6歳臼歯が生えていることにずっと気づかずにいてかなり生えてきた頃に気づいた親です。
6歳休止に気付かなかった理由
私はいつも上の歯から子供の歯を仕上げ磨きするのですが、そうすると下の歯を磨く頃には口の中が泡泡になって下の歯は見えない中磨きます。
それが左下奥の6歳臼歯が生えてきたことに気付かなかった理由です。
幸い見えないながらにかなり徹底して磨いていたのが功を奏したのか、虫歯になっていなかったのでホッとしました。
もしかしたら市販の普通の歯磨き粉ではなく、こういうブリアンなどの特殊な歯磨き粉だったら早くから気付けていたかも、と少し公開中です。
6歳臼歯は生えている途中は歯肉が被さっていたり、一番奥で磨きにくかったり、生えてくる途中は歯ブラシが届かなかったりして、虫歯になりやすい歯でもあります。
6歳臼歯が生えてきたら下のようなピンポイントで磨けるような歯ブラシを使用したり、横から歯ブラシを入れて磨くなど、工夫して磨くようにしましょう。
シーラント?埋める?虫歯予防に有効か?!
「シーラント」と言うのは、奥歯などの歯の溝をプラスチック樹脂の一種で埋めることで虫歯を予防する方法です。
特に6歳臼歯は歯磨きがしにくい位置にあり、溝も深くて虫歯になりやすいため、「シーラントとをしましょう」と進められることがあるそうです。
しかし!
調べてみると歯医者さんによってはシーラントをおすすめしていない方がいるのです。
同じ歯医者さんなのに一方ではおすすめていて、一方ではおすすめされていない、とは。
- 気をつけていないとシーラントと歯の隙間から虫歯になることがある。
- 定期メンテナンスが必要(欠けたり取れたりする)
- エッチングという脱灰させるとこがあるらしい
シーラントは少なからず歯を傷つけてしまう可能性があるのですね。
しっかり歯磨きをしたり手入れができるお子さまにはシーラントは不要と考える歯医者さんもおられるようです。
仕上げ磨きは、いつまで必要?
「小学生になったんだから、歯は自分で磨きなさい!」と、仕上げ磨きまでやめてしまうのはおすすめできません。
できれば10歳くらい、小学3〜4年生になるまで親が仕上げ磨きをした方が良いです。
実は、歯磨きは「空間把握能力」が必要で、子供がうまく歯磨きをできない理由は「空間把握能力」の不足にもあるのだとか。
あとは歯ブラシの正しく使えるだけの器用さがないとか。
できれば歯医者さんで磨き方を指導してもらおう!
実は親ですら正しく磨けていないことがあります。
ここは、せっかくなのでプロにお任せして「正しい歯磨きの方法」をレクチャーしてもらって、子どもに身につけさせましょう。
たぶん1回の指導では身につかないでしょう。
親もその時見て覚えて、子供と一緒に正しい歯の磨き方を覚えるのがおすすめです。
歯科衛生士さんに前言われたのは、
「1本の歯の歯石を取るのに20往復してください。」
と言われました。
あと、フロスを使ってくださいとも。
虫歯にならないために、フロスやフッ素、ありとあらゆる手段を使いましょう。
ただし、電動歯ブラシは子どもにはよくないそうなのでお気をつけください。
定期的に歯医者さんに確認してもらおう
虫歯になったら大変です。
定期的に虫歯のチェックと歯並びのチェックを兼ねて歯医者さんにみてもらうことをおすすめします。
ただし、良い歯医者さんを探すのって、結構苦労しますよね。
納得のいく良い歯医者さんにめぐり合えますように。